本/雑誌
アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話 / 原タイトル:WHO COOKED ADAM SMITH’S DINNER?
カトリーン・マルサル/著 高橋璃子/訳
2420円
ポイント | 1% (24p) |
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発売日 | 2021年11月発売 |
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商品説明
食事をどうやって手に入れるか。これは経済学の根本的な問題だ。1776年、経済学の父アダム・スミスは、現代の経済学を決定づける一文を書いた。「我々が食事を手にいれられるのは、肉屋や酒屋やパン屋の善意のおかげではなく、彼らが自分の利益を考えるからである」人々の利己心のおかげで、我々は食事にありつける。合理的な経済人の自己利益の追求が市場を、世界を回す―いや、本当にそうだろうか?ちなみにその夕飯のステーキ、誰が焼いたんですか?こんなに真面目に働いているのに何かがおかしい、と思ったら。スウェーデン発、気鋭のジャーナリストによる話題の一冊。
関連記事
収録内容
1 | プロローグ 経済と女性の話をしよう |
2 | アダム・スミスの食事を作ったのは誰か |
3 | ロビンソン・クルーソーはなぜ経済学のヒーローなのか |
4 | 女性はどうして男性より収入が低いのか |
5 | 経済成長の果実はどこに消えたのか |
6 | 私たちは競争する自由が欲しかったのか |
7 | ウォール街はいつからカジノになったのか |
8 | 金融市場は何を悪魔に差しだしたのか |
9 | 経済人とはいったい誰だったのか |
10 | 金の卵を産むガチョウを殺すのは誰か |
11 | ナイチンゲールはなぜお金の問題を語ったか |
12 | 格差社会はどのように仕組まれてきたか |
13 | 「自分への投資」は人間を何に変えるのか |
14 | 個人主義は何を私たちの体から奪ったか |
15 | 経済人はなぜ「女らしさ」に依存するのか |
16 | 経済の神話にどうして女性が出てこないのか |
17 | 私たちはどうすれば苦しみから解放されるのか |
18 | 経済人にさよならを言おう |