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ハート形のイメージ世界 見えるものと見えないもの

蜷川順子/編

7480円
ポイント 1% (74p)
発売日 2021年11月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2680794
JAN/ISBN 9784771034945
メディア 本/雑誌
販売晃洋書房
ページ数 250

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

古代世界にあった精神的トポスとしてのハートは、西欧中世において血と傷への信心を受けとめる聖心のハート形へと結晶化する。同時にそれは、世俗文学が描く愛憎や、身体への科学的まなざしを巻き込みながら、万人がその意味を感受できる表象へと洗練されていく。本書は集団的統合、科学批判の象徴、感情伝達のツールとして、理性を超えてわれわれに迫ってくるハート形の秘密に迫る。

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    収録内容

    1 第1章 キリストの聖心に対する信心:神学的図像学的研究(テオドーロ・デ・ジョルジオ)(サレント大学)
    2 第2章 ハート形:ポルトガル海上帝国におけるハートの象徴、図像、芸術。日の出に向かうハート(ヴィトール・テイシェイラ)(ポルトガル・カトリック大学)
    3 第3章 聖心への信心:アイリッシュ・スタイル(パトリック P.オニール)(ノースカロライナ大学チャペルヒル校)
    4 第4章 受肉したハート:ハートに関する中世思想の特質(カトリーン・サンティング)(フローニンゲン大学)
    5 第5章 皇帝の身体と聖心イメージ:佛教と中国の身体観の変容(塚本麿充)(東京大学)
    6 第6章 二つの心臓(秋庭史典)(名古屋大学)
    7 第7章 近世美学における「ハートの言語」:バウムガルテンとカント(杉山卓史)(京都大学)

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