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商品説明
「サブカルチャー」という巨大な欲望から20世紀の消費社会を描き出す。20世紀、年少者たちは様々な方法で『家族』のなかに囲い込まれ、『消費社会』から遠ざけられていった。彼・彼女らは、漫画・アニメを大量に消費することで、大人たちを批判し、家族へ反抗した。『消費社会』を超える夢や妄想を受け止め、越えていくまったく新しいサブカルチャーの姿が見えてくる。
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収録内容
1 | 序章 なぜ漫画やアニメが分析されるのか(言説としての漫画・アニメ |
2 | 方法論としての漫画・アニメ ほか) |
3 | 第1章 映画を消費する―「サブカルチャー」の形成とミッキーマウスの誘惑(「共通の場」としての活動写真・映画 |
4 | 映画を遠ざける ほか) |
5 | 第2章 戦争を消費する―年少者の消費と戦記漫画の変容(叢生する漫画、追放される漫画 |
6 | 戦記漫画の興隆 ほか) |
7 | 第3章 性差を消費する―バレエ漫画の展開と「戦後家族」の結託(漫画のジェンダー化 |
8 | 戦後と家族の物語 ほか) |
9 | 第4章 都市を消費する、年少者を消費する―20世紀のサブカルチャーの終焉と対抗的消費(年少者が消費する |
10 | コミックマーケットの膨張 ほか) |