著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
絵画とのかかわり、晩年のヴィデオ作品まで、ベケットの生涯にわたる独創性を多面的に読み解き、“不条理劇のベケット像”という定説をくつがえす。
関連記事
収録内容
1 | ベケット再考(言葉の死、言葉は死、しかし |
2 | 絵を見るベケット) |
3 | 作品の考察(『伴侶』、声の裂開 |
4 | ベケットの散文―『見ちがい言いちがい』をめぐって |
5 | 『モロイ』、果てしなき旅 |
6 | 『マロウン死す』、臨死の位相 |
7 | 『名づけられないもの』、最小と無のあいだ) |
8 | 言語対演劇(言語は演劇の敵なのか |
9 | 三つの演劇、言葉との抗争―アルトー・ベケット・ジュネ) |
10 | ドゥルーズとベケット(イメージからイメージへ |
11 | 犬の思考 |
12 | 「進化」という果てしない問い―高橋康也『サミュエル・ベケット』について) |