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商品説明
「青銅の神の足跡」にはじまり、「鍛冶屋の母」「白鳥伝説」と書きついで、本書「四天王寺の鷹」に終わる四部作で、私は金属民俗学の主題を追求した。それに携わる人々の生態はいうまでもなく、哀歓も見落さないようにつとめたつもりである―ヒューマンドキュメントとも著者が位置付けた、谷川民俗学の集大成、ついに文庫化!
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収録内容
| 1 | 序章 物語の発端(白鷹の舞う空 |
| 2 | 四天王寺の三つの謎) |
| 3 | 第1章 豊前の鷹(彦山・香春・宇佐 |
| 4 | 弥勒浄土 |
| 5 | 豊前の秦氏王国 |
| 6 | 香春岳の神々 |
| 7 | 白鳥と鷹 |
| 8 | 二つの常世の衝突 |
| 9 | 宇佐辛嶋氏の足跡 |
| 10 | 与曾女と清麻呂の対決) |
| 11 | 第2章 良弁とは誰ぞ(諸国献上の鉱物 |
| 12 | 鷲にさらわれた子 |
| 13 | 山林修行の優婆塞 |
| 14 | 仏都紫香楽宮 |
| 15 | 西海の銅 |
| 16 | 大仏塗金の実相 |
| 17 | 山河漂浪の民) |
| 18 | 第3章 秦姓の舞(秦氏の活動 |
| 19 | 秦河勝の命運 |
| 20 | 猿楽 諸座の名称 |
| 21 | 四天王寺の舞楽) |
| 22 | 第4章 永奴婢の末裔(守屋の敗死後の四天王寺) |
| 23 | 終章 聖霊会と公人長者 |
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