著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
文学史上に残る10人の文豪―漱石、有島、芥川、島清、賢治、中也、藤村、太宰、谷崎、川端。漱石は、うつ病による幻覚を幾多のシーンで描写し、藤村は、自分の父をモデルに座敷牢に幽閉された主人公を描くなど、彼らは、才能への不安、女性問題、近親者の死、自身や肉体の精神疾患の苦悩を、作品に刻んだ。精神科医によるスキャンダラスな作家論。
関連記事
収録内容
| 1 | 第1章 夏目漱石―一八六七～一九一六(享年四十九) |
| 2 | 第2章 有島武郎―一八七八～一九二三(享年四十五) |
| 3 | 第3章 芥川龍之介―一八九二～一九二七(享年三十五) |
| 4 | 第4章 島田清次郎―一八九九～一九三〇(享年三十一) |
| 5 | 第5章 宮沢賢治―一八九六～一九三三(享年三十七) |
| 6 | 第6章 中原中也―一九〇七～一九三七(享年三十) |
| 7 | 第7章 島崎藤村―一八七二～一九四三(享年七十一) |
| 8 | 第8章 太宰治―一九〇九～一九四八(享年三十九) |
| 9 | 第9章 谷崎潤一郎―一八八六～一九六五(享年七十九) |
| 10 | 第10章 川端康成―一八九九～一九七二(享年七十二) |
