本/雑誌
日本農村社会の行方 (年報 村落社会研究 57)
日本村落研究学会 藤井 和佐/編
6160円
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発売日 | 2021年11月発売 |
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商品説明
生産主義からポスト生産主義に移行した一九九〇年代以降、ネオリベラリズムは農村社会に影響を及ぼしつづけ、その影響は深化・尖鋭化している。集落内からも農家や農業者が消えている状況下、農村社会をどうとらえるのか、農村社会はどうなっていくのかについて、農村と都市を二分法的にとらえることの限界、範域限定的な地域・地方という枠組みの限界、そして海外研究への目配りの必要性を確認しつつ、(1)集合体、関係性、(2)内部消費される農村性、(3)住民の多元性と場所としての地域、(4)プラネタリー・アーバニゼーションという四つの方法論から考える。
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収録内容
1 | 第1章 日本農村社会の行方を問う |
2 | 第2章 「消費される農村」再論―集合体、関係性の視点から |
3 | 第3章 六次産業化にみる農村性の構築―猪野県における若手就農女性の事例から |
4 | 第4章 いくつもの「移動に住まうこと」から問う場所―北海道屈斜路湖周辺の観光・レクリエーションを事例として |
5 | 第5章 プラネタリー・アーバニゼーションと農村社会の行方 |
6 | 研究動向 |