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本/雑誌

007/ジェームズ・ボンド論 1 (知の新書)

山本てつし/〔著〕

1430円
ポイント 1% (14p)
発売日 2021年11月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2687311
JAN/ISBN 9784910131221
メディア 本/雑誌
販売文化科学高等研
ページ数 192

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

世界の誰もが知る007/ジェームズ・ボンド。ボンドを演じた六人のスターの中で、ダニエル・クレイグのボンド世界では、以前と違うまったく新しい世界が5連作で作られた。「ボンド=007」の誕生から死までの緻密にして華麗な娯楽映画であり、孤児だった闇を実存的にかかえる孤独なボンド世界であり、ヴェスパーなる女性を本気で愛し続けているボンドであり、命からがらのぼろぼろに汚れた傷だらけの闘いをなす。その魅力の世界には多くの知的構成の意味作用が横たわっている。冷戦構造の解体後、ブロスナン・ボンドにおいてから、ボンド映画が批判を受けてきた女性・人種・民族に関する差別的構成の克服がなされてきた。要人とはボンド自身の他者なる欲望の姿であり、スペクターという怪物犯罪組織の首領とボンドは兄弟である。そして悪人とは時代そのものの姿の現れである。

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    収録内容

    1 007は永遠に?!
    2 あらあらしくもビシッとかっこいい ダニエル・クレイグのボンド
    3 ボンド映画の文法的パターン:物語公式
    4 ボンドの敵=悪党は時代の表象
    5 ボンドガールからボンド・ウーマンへ
    6 ジェームス・ボンドとは何か?
    7 ジェームズ・ボンドの元型:ショーン・コネリー
    8 007シリーズのプロデューシング
    9 まとめ ボンド世界の転移形成と物語展開における欲望構造

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