著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
「全力を尽くすな」が親父の教えの一つだった―という人気作家が、世の中の不思議な「空気」を正面から考察。庭の芝生について語り、コロナ禍の都会の弱点を衝き、火星を飛ぶヘリコプタに驚く。自由な視点から綴られた100編のエッセィ。冷静な言葉が見えない未来を照らし出すシリーズ第10巻!文庫書下ろし。
関連記事
収録内容
1 | 「元気が良い」とは「大声を出して喧しい」ことではない。 |
2 | 「不要不急」を見分ける唯一の方法について。 |
3 | やる気が出ないのは、やる気がないのか、やる気を出す気がないのか。 |
4 | 仕事をしている人は、遊んでいる人よりも偉い、という不思議な価値観。 |
5 | お菓子の封が上手に破れない。「だったら食べなければ」と奥様に言われる。 |
6 | 色の感覚が、周囲の人たちと一致しない、と常々感じて生きてきた。 |
7 | 「全力を尽くします」というのは、本当のところ、どういうことか。 |
8 | 「引導を渡す」といいたいところを「印籠を渡す」といい間違える人がいる。 |
9 | 「その予定はない」を「考えていない」と言ってしまう日本人気質について。 |
10 | 「平和憲法」という呼び名は、どうもしっくりこないと思うが、いかがか。〔ほか〕 |
close