本/雑誌
近代の終わり 秩序なき世界の現実 (PHP新書 1290 世界の知性シリーズ)
ブライアン・レヴィン/著 カート・アンダーセン/著 ジョージ・フリードマン/著 イワン・クラステフ/著 アダム・トゥーズ/著 ヴァレリー・ハンセン/著 ジョージ・エストライク/著 デイビッド・ファリアー/著 大野和基/インタビュー・編
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発売日 | 2021年12月発売 |
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商品説明
新型コロナウイルス感染症は、世界にさまざまな歪みをもたらしている。各国政府による大規模な財政出動は、富める者と貧しい者の格差を再拡大させ、医療の専門家による感染対策の提言は、経済、社会活動への配慮が不十分だと受け止められ、人びとの不満を強める結果となった。先のみえない不安のなかで、偏見、ステレオタイプによる暴力的行為が蔓延し、荒唐無稽な陰謀論が拡散されている。グローバリゼーションや資本主義、自由政治といった近代を特徴づけてきた制度は、はたして今後も続くのか。8人の碩学に問う、人類を取り巻く残酷な未来と現代への警鐘。
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収録内容
1 | プロローグ―人類の未来は明るいか |
2 | 1 アジア人への暴力と憎悪の民主化(ブライアン・レヴィン) |
3 | 2 「ファンタジーランド」と化すアメリカ(カート・アンダーセン) |
4 | 3 北朝鮮の核攻撃に弱い国はどこか(ジョージ・フリードマン) |
5 | 4 自由主義的覇権は幻想だった(イワン・クラステフ) |
6 | 5 パンデミックが加速させた米欧の分断(アダム・トゥーズ) |
7 | 6 外国貿易反対派の抗議の歴史(ヴァレリー・ハンセン) |
8 | 7 健常者優位主義を乗り越えられるか(ジョージ・エストライク) |
9 | 8 地球の大都市が化石になる日(デイビッド・ファリアー) |
10 | エピローグ―パンデミックがもたらした壮大な実験 |