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商品説明
2021年、イスラム主義組織のタリバンがアフガニスタンの首都カブールを制圧した。アメリカ軍がアフガニスタンから撤退し、暫定政権が発足すると、欧米のメディアは一様に「女性差別」「人権抑圧」について報じ、タリバンを前近代の遅れた存在と見なした。21世紀の民主主義の眼から見れば、そういう話になるのだろう。だが、われわれが日本の歴史を顧みたとき、いまアフガニスタンで起きていることに、どこか思い当たる節があるのではないか。戦争の現場を見て、考え抜いたジャーナリストの眼が、コロナ下の「鎖国」に慣れきった日本人を再び目覚めさせる。
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収録内容
1 | 序章 コロナとアフガニスタン(歴史の変わり目を見たい |
2 | イスラム教は清潔教 ほか) |
3 | 第1章 タリバンとは何か?(市街戦のまぼろし |
4 | もしタリバンに一カ月間同行したら ほか) |
5 | 第2章 ソ連侵攻から40年―アメリカは何を間違えたのか(ギョロ目の印象 |
6 | 一つの文明としてのイスラム ほか) |
7 | 第3章 中東は100年前の日本と同じ(「どうやって日本の滞在許可を取ったんですか?」 |
8 | メラビアンの法則 ほか) |
9 | 第4章 ジャーナリストは抑止力である(なぜ戦場に向かうのか |
10 | すべては確認 ほか) |