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商品説明
生まれ来ること、死に逝くこと、それらを共に肯定する。人間を萎えさせる「正しさ」からの脱出路。がん告知、中絶、若者の孤独...、現代の「正義」の強迫観念を振り解き、活き活きとした生を取り戻すための逞しき応用倫理学の挑戦。
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収録内容
1 | 第1部 死に逝くことの肯定―生命・医療倫理学的探究(1)(死の知らせを聴く―がん告知の問題・再考 |
2 | 死の苦しみと向き合う―スピリチュアル・ペインは癒やされうるか) |
3 | 第2部 生まれ来ることの肯定―生命・医療倫理学的探究(2)(生まれ来ることの歓待―人工妊娠中絶批判のための一試論 |
4 | 生の肯定vs.万優生思想―ニーチェ哲学を手がかりに |
5 | 望まない妊娠・中絶をめぐる“生の倫理”) |
6 | 第3部 成長すること、変貌することの肯定―教育倫理学的探究(青少年における“拠り所”としての友人関係 |
7 | “独り在ること”を学ぶ) |
8 | 第4部 情報と技術の時代における存在肯定―情報・技術倫理学的探究(インターネット・スマートフォンに関する倫理的諸問題―“拠り所”としてのインターネット |
9 | 不和の増幅装置としてのインターネット―ハイデガーの技術論を手がかりに) |
10 | 第5部 存在肯定の倫理を生きる―“実践=行”の倫理学(“自己へのケア”と存在肯定―ガンディーとティク・ナット・ハンにおける“平和”の実践と思想から |
11 | 功利主義・義務論・徳倫理学から“距離”を置く―宮沢賢治の実践と思想を手がかりに) |