著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
いまから200年以上前に制作された、一枚の図―この図は、「近代デザインの父」とされるモリスらの活動を半世紀以上も先行していただけでなく、現代のダイアグラム表現を凌駕する、高度な領域に達していた!?デザイン史を揺さぶるこのグラフィックは、なぜ、制作されたのか―「世界を描く」という不可能に挑戦した人たちの知られざる科学的グラフィズム150年の軌跡。雑誌『アイデア』の連載を書籍化。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 「自然画」と生態学的視線の芽生え(世界を一枚の紙の上に―近代デザインの祖としてのアレクサンダー・フォン・フンボルト |
2 | 「コスモス」の視覚化―ハインリヒ・ベルグハウスの『自然アトラス』とフンボルティアン・グラフィズムの展開) |
3 | 第2部 近代社会のタブロー(「社会」を描く―国民国家の確立と初期の統計グラフィック |
4 | 再組織化される国土―シャルル・ジョセフ・ミナールの流動地図 |
5 | 政策としての統計図表―エミール・シェッソンの『図的統計アルバム』) |
6 | 第3部 地球の再組織に向けて(地球の「描き方」―エリゼ・ルクリュの地図批判 |
7 | 視覚言語による社会革命―オットー・ノイラートの『社会と経済』アトラス |
8 | 「世界」を収集し、分類し、体系化する―ポール・オトレの20世紀型“百科全書”) |