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商品説明
キリスト教文化には、「悲しみ」の居場所がない。西洋文化の基盤を築いた哲学の「雄」たち―アンセルムス、アベラール、トマス、スコトゥス、エックハルト、オッカム―の群像を通じて描く、中世哲学の栄光と終焉。日本とヨーロッパ、ふたつの文化の間で理解を阻む深い河=“ことばの違い”を架橋し、日本語で考える、日本人のためのヨーロッパ中世哲学!
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収録内容
1 | 序説 ヨーロッパ中世哲学の研究の意義(日本人のヨーロッパ |
2 | ヨーロッパの土地と哲学研究 ほか) |
3 | 第1章 神の存在と哲学(カンタベリーのアンセルムス以前 |
4 | 普遍論争と大学神学部の始まり ほか) |
5 | 第2章 2人称の神と「わたし」(アンセルムス『プロスロギオン』のことば |
6 | 信仰と理性 ほか) |
7 | 第3章 中世最後の神学―神学とは何か(「神学」とアリストテレスの「学」 |
8 | アリストテレス『範疇論』『命題論』がもつ論理 ほか) |