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商品説明
二〇一三年、ミャンマーが民主化へと舵を切り始めた頃、英語もミャンマー語も話せないまま、その地に赴任した、四七歳の日本人銀行員がいた。通貨や銀行が信じられていなかったその国の各地をまわり、中小企業のための融資の仕組みをつくったのち、自分以外が全員ミャンマー人の地場銀行のCOOになる―ミャンマー金融を成熟させるために動いた、一銀行員の三一〇五日間の物語。
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収録内容
1 | 第1章 「これから面白くなる」と言われたミャンマーへ |
2 | 第2章 まずは制度を |
3 | 第3章 日本人銀行員、法をつくる |
4 | 第4章 「実ばかりCEO」の格闘 |
5 | 第5章 地場銀行のCOOとなる |
6 | 終章 クーデターの傷跡 |