本/雑誌
図説ダイヤモンドの文化史 伝説、通貨、象徴、犯罪まで / 原タイトル:ROCKS,ICE AND DIRTY STONES
マーシャ・ポイントン/著 黒木章人/訳
3850円
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発売日 | 2022年01月発売 |
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商品説明
ダイヤモンドの格別な美しさを手に入れようと、古代より欲望に駆られた人々は貴石の眠る大蛇だらけの谷を旅し、天文学的な金を動かし、戦争で血を流してきた。なぜそれほどまでに、人は「永遠不滅」の石を求めるのか?本書では、古代・中世のダイヤモンドにまつわる伝説にも眼を向け、デビアス社が「ダイヤモンドは永遠の輝き」と謳うはるか古来より、人々が宗教、哲学、芸術において「叡智と不変性」のシンボルとして利用してきたことを、美術史家ならではの視点で解き明かす。そして、人種隔離政策や“紛争ダイヤモンド”といった負の歴史、世界的に有名な“コー・イ・ヌール”やマリー・アントワネットの首飾り事件、ナオミ・キャンベルを巻き込んだ「血のダイヤ」事件といった、ダイヤとは切っても切れない犯罪事例についても触れることで、人とダイヤモンドとの深い歴史を広く本質的にとらえていく。
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収録内容
1 | 1章 ダイヤモンドと帝国(インド |
2 | ブラジル ほか) |
3 | 2章 ダイヤモンドビジネス(カッティングと研磨 |
4 | 一七世紀から一八世紀にかけての国際取引 ほか) |
5 | 3章 ダイヤモンドの形状・模様・象徴(もともとの「ダイヤ」の形 |
6 | ヨーロッパの建築と装飾 ほか) |
7 | 4章 ダイヤモンドは女の子の親友―贅沢品であり必需品でもあるダイヤモンド(ダイヤモンドを手に入れる女性 |
8 | ダイヤモンドと贅沢 ほか) |
9 | 5章 ダイヤモンドと犯罪(近世におけるオールド・ベイリーの判例 |
10 | 近世のダイヤモンド強奪 ほか) |