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本/雑誌

文学とアダプテーション 2

小川公代/編 吉村和明/編

3960円
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発売日 2021年11月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2697998
JAN/ISBN 9784861107559
メディア 本/雑誌
販売春風社
ページ数 15

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

ホメロス『オデュッセイア』からカズオ・イシグロ『日の名残り』まで。古代から現代にいたるヨーロッパの“古典”に光を当て、再創造としてのアダプテーションによって新たな魅力を帯びることを明らかにする。アダプテーションを実践している映画監督(ジョン・ウィリアムズ氏)、翻訳家(鴻巣友季子氏)、劇作家(前川知大氏)らの寄稿も収録。

関連記事

    収録内容

    1 序論 ヨーロッパ古典文学を“再訪”する
    2 第1部 総論(講演ジェンダーの観点から読む世界文学 男たちが描いてきた女性像―二〇二〇年一一月二六日
    3 文学の映画化は「不純」なのか―ヨーロッパ映画におけるアダプテーション
    4 ヨーロッパ名作文学の漫画化における三類型―『クラシックス・イラストレイテッド』から『ピノッキオ』まで)
    5 第2部 アダプテーション各論(『ジェイン・エア』のアダプテーション―フェミニズムとウルフの両性具有的視点
    6 エリオット『ポッサムおじさんの猫とつき合う法』とミュージカル『キャッツ』
    7 生々流転する『ユリシーズ』の世界―映画から漫画、グラフィックノベル、VRまで
    8 カズオ・イシグロ『日の名残り』とマーチャント・アイヴォリー映画考
    9 ライシテの国のアンティゴネー―〈他者〉のゆくえ
    10 ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』のアダプテーションをめぐって―文化の受容と再生
    11 ヴィクトル・ユゴーと映画―怪物から聖人へ
    12 ミュンヒハウジアーデとアダプテーション―《驚嘆すべき》「ミュンヒハウゼン」ミームの変容について
    13 タヴィアーニ兄弟『素晴らしきボッカッチョ』―ペストをのりこえて
    14 ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』―重さと軽さの反転
    15 ふたつの『クロイツェル・ソナタ』―トルストイとウグレシッチ)
    16 第3部 アダプテーション制作者の立場から(カフカの小説Der Prozessを日本語映画『審判』に翻案する―私はアルゴリズムではない
    17 インタビュー『ロミオとジュリエット』の小説アダプテーションにおける“貞節”と“裏切り”
    18 ホメロス『オデュッセイア』を現代演劇に―英雄の旅にみる人類の成長と思春期)
    19 あとがき 原作とは別のところに行く/原作に立ち返る「アダプテーション」

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