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商品説明
昭和初期の大不況を描くモダニスト映画監督小津安二郎。やがて「新しき家長」として戦場に向かった彼は、敗戦を境に家長の座を降り、自ら体験した時代の記憶を俳句のような映画に刻み込んだ。軽みと乾いた抒情をたたえたホームドラマに刻印された、大正モダニズム、愛と性、解体する家族、戦争の記憶...。寺田寅彦、谷崎潤一郎、志賀直哉、六代目菊五郎、山中貞雄らの影響や交流を検証しながら、小津が映画に描き続けたものを通して昭和という時代のポートレイトを浮き彫りにする渾身の評論。
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収録内容
| 1 | 1 戦争まで(昭和初期 |
| 2 | 『出来ごころ』―俺はいゝ氣持でいくんだぜ |
| 3 | 大陸への道) |
| 4 | 2 焼け跡にて(周吉と紀子 |
| 5 | 『晩春』―過ぎにし方の恋しきに |
| 6 | 『麦秋』―悪に強きは善にもと ほか) |
| 7 | 3 繁栄の片隅で(『彼岸花』―青葉茂れる桜井の |
| 8 | 『小早川家の秋』―水の流れと人の身は |
| 9 | 『秋刀魚の味』―入りつる方も白波の ほか) |
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