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商品説明
本書は、グローバル化社会における移動の意味と方向性を考察するとともに、社会学における移動論的転回がもたらす社会学理論の再構成のありようを明らかにしようとするものである。あわせて、モビリティーズ・スタディーズが現代社会学におけるフロンティアのひとつであることを示す。日本におけるモビリティーズ・スタディーズの嚆矢となることが強く意識されている。
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収録内容
1 | モビリティーズ・スタディーズのめざすもの |
2 | 第1部 社会を読み直す―ラトゥールからアーリへ(「社会的なもの」の問い直し―ラトゥールの問いから |
3 | 「空間論的転回」から「移動論的転回」へ―アーリを読む) |
4 | 第2部 モビリティーズ・スタディーズへ―理論的開示に向けて(モダニティと「時間と空間」 |
5 | グローバル化と「時間と空間」―ギデンズからハーヴェイへ |
6 | 社会空間論への道標―ルフェーヴル『空間の生産』をめぐって ほか) |
7 | 第3部 モビリティーズ・スタディーズから―経験的地平をもとめて(「越境」の変容とゆらぐ海外日本人社会 |
8 | エグザイルからポスト・エグザイルへ―「災厄と移動」への一視点 |
9 | ポスト・オートモビリティのゆくえ ほか) |
10 | モビリティーズ・スタディーズのさらなる展開に向けて |