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商品説明
韓国カルチャーが世界で人気を博している。その理由は、それらが韓国社会の“いま”を巧妙に映し出す鏡であるからだ。近年話題となった小説、ドラマ、映画などのさまざまなカルチャーから見た、韓国のリアルな姿を考察する。
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収録内容
| 1 | 小説と映画、それぞれの凄絶『82年生まれ、キム・ジヨン』―憑依する「恨」、フェミニズムの時差と逆転、母は清渓川で働いていた |
| 2 | 成長物語としての、ドラマ『サイコだけど大丈夫』―治癒のための韓国料理、家族と戦争のトラウマ、「クレメンタインの歌」の謎 |
| 3 | 北朝鮮の人々は『愛の不時着』を見たのだろうか?―北朝鮮における韓流、過去と現在 |
| 4 | 韓国ドラマ・映画と北朝鮮―「北のヒーロー」、その系譜 映画『南部軍』からドラマ『愛の不時着』まで |
| 5 | 『梨泰院クラス』(1)―ダイバーシティとしての梨泰院 レインボーカラーが交差する街で見た夢 |
| 6 | 『梨泰院クラス』(2)―基地の街から外国人労働者の街へ 私にとっての梨泰院 |
| 7 | 映画『ミナリ』―これまでとは少し違った「韓国系移民の物語」受賞の喜びと、さまざまな感想 |
| 8 | 光州は世界をつなげる―パク・ソルメ著『もう死んでいる十二人の女たちと』と映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』、そして白竜、高橋悠治、富山妙子の世界へ |
| 9 | 韓国の財閥とは?―ドラマ『Mine』から、そのリアルに迫る |
| 10 | なぜ、ドラマ『SKYキャッスル』が韓国を知るうえで重要と言われるのか?―「上級階級の妻たち」がモンスター化する、その理由 |
| 11 | 『賢い医師生活』で知る、韓国の人々の幸福感や倫理観―頑張ってきた自分は、次は何に頑張ればいいのだろう? |
| 12 | チョンセと再開発―不動産階級社会としての韓国 ドラマ『賢い医師生活』、映画『パラサイト 半地下の家族』、小説『こびとが打ち上げた小さなボール』、小説『野蛮なアリスさん』 |
