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商品説明
感染抑止のため行動変容を促す国民の心への働きかけと、デフレ脱却を目的とした人々の期待への働きかけ。この二つの「働きかけ」は背景とする人間観・経済学が違う。行動経済学の成果を、主流派のマクロ経済学に加味した政策を行う必要がある。銀行取付、バブル、貿易摩擦、「異次元緩和」などを「働きかけ」の視点から分析する。
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収録内容
1 | 第1章 自己実現的予言 |
2 | 第2章 ヒトはどのように判断・行動しているのか |
3 | 第3章 マクロ的な社会現象へのフレーミングやナッジ |
4 | 第4章 メインストリームの経済学の「期待への働きかけ」 |
5 | 第5章 「期待に働きかける金融政策」としての異次元緩和 |
6 | 第6章 物価安定と無関心 |
7 | 付録:金融政策に関するノート |