本/雑誌
健康格差の社会学 社会的決定因と帰結 (MINERVA社会学叢書)
片瀬一男/編著 神林博史/編著 坪谷透/編著
6600円
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発売日 | 2022年01月発売 |
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商品説明
本書は、社会階層と健康の相互規定関係を解明することを目的とする。第1部では、ライフステージごとに健康とライフイベントの関わり合いを検討、第2部では、仕事や階層の条件がどのように健康を規定するのかを考察するほか、長期不況期に急増した非正規労働者のメンタルヘルスの問題を男女別に扱う。第3部では、因果の方向を変え、健康が地位達成や家族形成にどのような影響を及ぼしているのかについて分析する。
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収録内容
1 | 健康格差への社会学的アプローチ |
2 | 第1部 ライフステージの変化と健康格差(健康格差の発生と求められる社会環境の整備 |
3 | 子ども期の心理社会的発達と母親のソーシャル・キャピタル |
4 | 子ども期の社会経済的地位と口腔の健康 |
5 | 若年非正規雇用者の結婚と健康の関連メカニズム |
6 | 壮年層の職業性ストレスと努力―報酬不均衡) |
7 | 第2部 仕事の条件・職場の環境はどのように健康に影響しているのか(健康の社会的決定因としての仕事 |
8 | 心疾患リスク要因としての過重労働 |
9 | 「首尾一貫性感覚」の規定因としての仕事の条件 |
10 | 職場のソーシャル・キャピタルとメンタルヘルス |
11 | 組織的公正の実現は労働者のメンタルヘルスを改善できるか |
12 | 非正規雇用がメンタルヘルスに及ぼす影響の性差) |
13 | 第3部 健康格差はどのような不平等を生み出すのか(不平等の原因としての健康格差 |
14 | 健康格差が不平等に与える影響についての予備的検討 |
15 | 過去の健康問題が社会経済的地位に与える影響) |