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商品説明
静謐な筆致に込められた「戦争」への告発。その文業には常に「広島」があった。『青淵』(渋沢栄一記念財団発行)連載のエッセーが一冊に。
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収録内容
1 | 還り来にけり |
2 | 遠き日の石に |
3 | 過ぎにしかたの |
4 | かりがねのきこゆるそらに |
5 | 井伏さんのこと |
6 | 湯治宿で |
7 | 灯ろう流し |
8 | 北に帰る鶴たち |
9 | 被爆者の往還 |
10 | 消えた町の記憶 |
11 | 去年(こぞ)の梅 |
12 | いのちの ほむら |
13 | されど軽石 |
14 | 水の上の残像 |
15 | 国泰寺の大楠 |
16 | 黄葉の記 |
17 | 遥かなる祖国 |
18 | 最後の学徒兵 |
19 | 病みてまた病む―生き残りし者の日々 |
20 | 日々旅にして―横田瑞穂先生のこと |
21 | 〈周防灘〉残照 |
22 | 谷のひとつ家 |
23 | 検閲の記憶 |
24 | 尋ね人 |
25 | 産土に |
26 | 一九四五年八月六日の朝 |
27 | 終わりし時の証に |
28 | 岡沢秀虎先生という人 |
29 | 炎の巡礼 |
30 | 六九年目の憂愁 |
31 | 記憶の歳月―それぞれの来し方 |
32 | 一期一会の虹 |
33 | 繋ぐ |