本/雑誌
中朝国境都市・丹東を読む 私は今日も国境を築いては崩す
姜柱源/著 市村繁和/訳
2640円
ポイント | 1% (26p) |
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発売日 | 2022年02月発売 |
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商品説明
中朝国境の大河・鴨緑江を挟んで北朝鮮・新義州と向かい合う中国・丹東。この2つの都市は、世界に広まったその断絶のイメージとは異なり、国境を挟んだ多彩で活発な交流によって、互いを支え合う国境都市だ。それは脱北者たちの脱出ルート、あるいは北朝鮮の鏡とは異なる姿といえる。そこで北朝鮮人・北朝鮮華僑・中国朝鮮族・韓国人の4集団および中国人たちは活発に貿易し、交流を繰り広げる。こうした暮らしぶりを丹東の人びとは「鴨緑江には国境がない」と表現する。韓国の気鋭の人類学者が中朝国境都市・丹東に赴いて彼らのあいだで暮らしつつ、こと細かに観察してしたためた迫真のルポルタージュ。
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収録内容
1 | 第1章 人類学者、国境都市・丹東を読む |
2 | 第2章 現場のなかへ |
3 | 第3章 四集団のはなし―北朝鮮人・北朝鮮華僑・朝鮮族・韓国人 |
4 | 第4章 丹東、三カ国貿易の中心地 |
5 | 第5章 中朝国境のふたつのコード、境界あるいは共有 |
6 | 第6章 四集団、コリア語を共有する―国民・民族アイデンティティの地形図 |
7 | 第7章 丹東、三カ国の過去・現在・未来 |