本/雑誌
コレクションとアーカイヴ
板倉聖哲/編 塚本麿充/編
10450円
ポイント | 1% (104p) |
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発売日 | 2021年12月発売 |
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商品説明
世界中に散在する東アジアの美術作品を体系的に捉えるためには、画像はもとより、その所在情報、そして、その作品を含むコレクションの来歴などを、アーカイヴとして整備し、研究のプラットフォームを作り上げていくことが不可欠である。半世紀に及ぶ継続事業を経て、近年三編の完結を見た『中国絵画総合図録』は、その先駆的な営為として特筆すべきものである。アーカイヴ構築のために先人はどのように考え、行動してきたのか。これからのデジタル・アーカイヴの時代にどのように対応し、展開していくのか。東アジア美術研究を領導する豪華執筆陣による論考を収載。コレクションとアーカイヴの連環がもたらす最先端の研究視角を鮮やかに提示する。
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収録内容
1 | 1 東アジア美術研究・過去から未来へ―コレクションとアーカイヴ(東洋文化研究所東アジア美術研究室半世紀の歩み―『中国絵画総合図録』三編完結まで(附 参考資料 歴代教授履歴業績) |
2 | 正倉院宝物と中国の死後世界 |
3 | 唐絵研究の可能性―半島由来絵画を中心に |
4 | 二十世紀前期の文物調査と中国美術史の発展) |
5 | 2 東アジア美術研究の現在(受戒と仏像 |
6 | 唐宋画牛考 |
7 | 宋帝后画像について―東アジア中世の帝王画像における宗教性と世俗性 |
8 | 後堀河院の絵巻制作と蓮華王院宝蔵 |
9 | 浄土五祖像の成立をめぐって ほか) |