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商品説明
教訓説話・世俗説話・動物説話の“類型”に焦点をあて、説話の教訓性・伝承性・奇異・親しみといった“特性”について考察し、理論に基づいて授業実践を行い検証を試みる。本書の研究は、新しい高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)の「古典探究」において、古典の中の「先人のものの見方、感じ方、考え方」に親しみ、それをもとに「自分のものの見方、感じ方、考え方を豊かに」し、現代とのつながりという視点から“古典を読むことの意義と効用について理解を深める”という点で活用できる。
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収録内容
1 | 序章 説話文学を教えるということ―理論と実践の往還とはどのようなことか |
2 | 第1章 教訓説話と伝承―説話の実相(1) |
3 | 第2章 伝説・説話と受容―説話の実相(2) |
4 | 第3章 世俗説話と奇異・滑稽―説話の授業実践(1) |
5 | 第4章 動物説話と親しみ―説話の授業実践(2) |
6 | 結章 説話文学で教えるということ―理論と実践の往還にもとづく古典の授業 |