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商品説明
今なお計三万七千の寺院数を誇る浄土真宗と曹洞宗。それぞれの宗祖である親鸞と道元は、ともに鎌倉仏教の旗手として斬新かつ独創的な思想を展開、日本仏教の行く末を大きく変えた。しかし両者を比較すると、「念仏(南無阿弥陀仏)と坐禅(只管打坐)」「救い(絶対他力)と悟り(修証一等)」など、極めて対照的。同じ仏教を掲げながら、なぜここまで違うのか―。多様で寛容な日本仏教の魅力に迫り、宗教の本質を問う。
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収録内容
1 | 序章 生涯と思想 |
2 | 第1章 機と法 |
3 | 第2章 出家と在家 |
4 | 第3章 師匠と弟子 |
5 | 第4章 救いと悟り |
6 | 第5章 特殊と普遍 |
7 | 第6章 改読と転釈 |
8 | 終章 自力と他力―宗教の本質を問う |