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商品説明
自殺の危険を評価するための正確な知識と自殺企図患者への面接技術の要諦を多くの症例を交えて解説した画期的な大著である本書は、初版刊行以来わが国のスタンダードとして多くの読者に受け入れられてきた。「青木ケ原樹海における全生活史健忘の臨床的研究」に始まる著者の自殺関連の研究は、今回の“第4版”においてほぼ完結となる。一時年間3万人を超えたわが国の自殺者数は、現在2万人台に減少した。しかし、大規模災害や新型コロナウイルス(COVID‐19)感染を契機に子どもや女性の自殺者の増加が顕著となり、社会的弱者に広がる重大な社会問題として早急な対策が求められている。今回三度目の改訂にあたり従来の既述にも必要な解説が加えられ、リジリエンス(回復力)、リフレーム、CAMS(自殺の危険の協働的評価と管理)、COVID‐19、インターネット自殺など新知見も加筆されている。
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収録内容
1 | 自殺の定義と理論 |
2 | 自殺の現状 |
3 | 自殺の危険因子 |
4 | 精神障害と自殺 |
5 | 身体疾患と自殺 |
6 | ライフサイクルと自殺 |
7 | 予防と治療 |
8 | 不幸にして自殺が生じた時の対応 |
9 | マスメディアと自殺 |
10 | 自殺に関する法的問題 |
11 | 学校での自殺予防教育 |
12 | 健忘と自殺 |
13 | 症例検討 |
14 | 自殺予防に関する国内外の動き |