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商品説明
著名な歴史都市、奈良の中世についての研究は、これまで寺院史料を中心に行われてきたが、近年調査が進んだ考古資料を活用し、俯瞰的にその歴史を再現することを目指す。古代都市から中世都市への変化、都市の商工業・葬送空間の変遷など、発掘成果をもとに新たな「中世都市奈良」の姿を描き出すとともに、日本中世宗教都市の実像を解明する。
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収録内容
1 | 中世都市奈良研究の課題と本書の目的 |
2 | 第1部 中世都市奈良の成立(古代都市平城京における外京の位置づけとその実態 |
3 | 長岡京遷都後の平城京と中世都市への萌芽 |
4 | 中世都市奈良の成立 ほか) |
5 | 第2部 中世都市奈良の諸相(都市空間の変化と機能分化 |
6 | 中世都市奈良における葬送空間の変遷 |
7 | 日本中世都市における葬送地と奈良の特質 ほか) |
8 | 第3部 中世都市から近世都市へ(元興寺旧境内主要伽藍域の変遷と中世都市奈良の終焉 |
9 | 都市奈良から見た多聞城と松永政権 |
10 | 来迎寺墓地墓標と近世的葬送空間の成立 ほか) |
11 | 日本中世都市における奈良 |