本/雑誌
米中経済摩擦の政治経済学 大国間の対立と国際秩序
中本悟/編著 松村博行/編著
3080円
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発売日 | 2022年03月発売 |
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商品説明
大国間の対立と国際秩序、相互依存と激しい対立のゆくえ、そして日本。2つの大国の相互依存の深化は、グローバル・サプライチェーンを発展させた。しかし、政治・経済・安全保障の分野の激しい摩擦と対立は、世界経済を不安定化させている。本書は両大国の相互依存と対立の構造を政治経済学的に分析し、米中経済摩擦と国際秩序のゆくえを探る。
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収録内容
1 | 第1部 米中貿易の解明―相互依存の深化(アメリカン・グローバリゼーションと中国経済体制―米中貿易の国際的枠組みと国内的基盤 |
2 | 米中間における貿易不均衡の構造―アジア太平洋地域における国際分業と企業行動 |
3 | 付加価値貿易から見た米中貿易―もう1つの「国際分業」の形 |
4 | 大国の食料貿易―食料安全保障と世界的なインパクト) |
5 | 第2部 激化する技術・知的財産をめぐる覇権争い―「中国脅威」「デカップリング」の醸成(自由な越境移転か、ローカライゼーションか―「データ」をめぐる米中の角逐 |
6 | 中国のハイテク産業と技術の現状―米中ハイテク摩擦と半導体産業の技術デカップリング |
7 | 科学技術領域にみる米中対立の構白―相互依存からデカップリングへの転換はなぜ生じたのか |
8 | 米中経済のデカップリングとアメリカ製造業の「復活」―サプライチェーンの再構築と国内回帰) |
9 | 第3部 米中の大国間対立と国際秩序―米中対立の国際的波及(米中関係の現段階―中国の国際秩序変更者としての台頭とアメリカの「強硬な関与政策」 |
10 | 「一帯一路」と受け入れ途上国―援助か「債務の罠」か |
11 | 米中2つの資本主義体制の経済摩擦―その構造と日本の課題) |