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農場と森林のプロイセン史 一六~一九世紀の御領地・御領林経営

飯田恭/著

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発売日 2022年03月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2714559
JAN/ISBN 9784766428001
メディア 本/雑誌
販売慶應義塾大学出版会
ページ数 41

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

近世ドイツ・プロイセンの農場領主制(グーツヘルシャフト)の歴史を、森林の役割にも注目しながら、数多くの原史料により濃密に描き出す。ヨーロッパ経済史の伝統あるテーマに新たな光を当てる国際水準の研究。

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    収録内容

    1 序章 農場と森林の支配としてのグーツヘルシャフト(「普魯士国」の森―明治の留学生たちの眼差し
    2 「調整令」に見るグーツヘルシャフトの構造―農場と森林の支配
    3 研究史と本書の課題―グーツヘルシャフト研究の弁証法的発展の中で
    4 対象地域の概要と史料)
    5 第1章 農場領主制の成立と森林条令(一六世紀)(東方植民による農地開発と中世後期の農地荒廃
    6 農場領主制の成立と人口増加
    7 森林資源の逼迫と森林条例の制定
    8 小括)
    9 第2章 荒廃農場の復旧と森林への依存(三十年戦争~一八世紀半ば)(長期にわたる農場復旧過程
    10 入植者の誘致と四直営農場の廃止(分割)
    11 地代の減免と建築減免
    12 御領林からの建築用木材供給条件の緩和
    13 統一的な世襲権付与計画の挫折
    14 ラッシーテン(非世襲農民)の経営実態―その多様性
    15 小括)
    16 第3章 人口成長・農場経営発展・森林経営改革(一八世紀後半)(人口・植民・森林
    17 農場経営の発展
    18 「有能な」農民のリクルート―領主による農民農場維持費用の節約
    19 御領林経営の改革と森林賦役・林役権
    20 小括)
    21 第4章 プロイセン改革と森林賦役・林役権の持続(一九世紀)(人口・森林・農業の動向
    22 直営農場の譲渡・解体と農場賦役の廃止
    23 御領林経営の発展と森林賦役
    24 「調整」「償却」のための交渉―農民たちの建築用木材受給権への固執
    25 粗朶拾集の継続と下層民への配慮
    26 林内放牧・落葉拾集の継続と森林への負荷
    27 林役権の償却―下層民・困窮民の受け入れ
    28 小括)
    29 終章 結論

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