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商品説明
エリートコースを外れ、共同体を逸脱しつつも、流浪と独学によって才を磨き続けた石川啄木。彼は『聖書』やヨーロッパの文学に触れ、その影響を受けながら創作を続け、やがて近代文学を代表する作家となった。その作品はいまでは各国語に翻訳もされ、国際的にも読まれている。新資料も取り上げながら、生き急ぎつつも、稀有のポエットとして名を成した啄木の文学的歩みをたどる。
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収録内容
1 | 第1章 ポエットとして自己確立 |
2 | 第2章 第二詩集の構想―「新弦」から「呼子と口笛」まで |
3 | 第3章 拡大せる創作の諸相 |
4 | 第4章 発掘―仏語歌/ローマ字友情歌 |
5 | 第5章 啄木をめぐる断章 |
6 | 第6章 土岐善麿―ながらえて多彩に歩む |