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東アジア国際通貨と中世日本

井上正夫/著

8800円
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発売日 2022年02月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2715041
JAN/ISBN 9784815810610
メディア 本/雑誌
販売名古屋大学出版会
ページ数 574

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

新たな貨幣・金融史。貨幣、この自由にして御しがたきもの―。宋・遼・金・元・明・日本・朝鮮など、東アジア各地に流通した宋銭は、それぞれの政権の思惑を超え、為替や紙幣を誘発しつつ、経済・社会・政治を大きく動かしていった。文献と考古学的知見を踏まえた丹念な検証により、従来の見方を一新する画期的労作。

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    収録内容

    1 第1部 東アジアの国際通貨(国際通貨としての宋銭―王安石の通貨政策の再評価
    2 遼北宋間における宋銭の循環―太平銭偽造の背景 ほか)
    3 第2部 古代日本における自国銅銭流通の意義(和同開珎銀銭の流通より見た市場動向の独自性
    4 市場と貨幣に対する律令政府の支配力の限界 ほか)
    5 第3部 宋銭の移動と中国大陸における貨幣の変貌(日本への宋銭流入―12世紀末期の宋銭排除論とその背景
    6 南宋の銅銭流通量の問題 ほか)
    7 第4部 中世日本における金融の発達(11世紀の返抄を媒介とした為替
    8 割符のしくみとその革新性―2種類の割符の並存理由 ほか)
    9 第5部 宋銭の時代の終焉(中世日本における金融の拡大と縮小―宋銭の時代の終焉
    10 17世紀における朝鮮半島での銅銭流通―宋銭の終着駅)
    11 貨幣金融史上における宋銭流通の意義

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