本/雑誌
社会の解読力 歴史編
赤川学/編著 祐成保志/編著
3520円
ポイント | 1% (35p) |
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発売日 | 2022年03月下旬発売 |
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商品説明
歴史社会学を「社会学」たらしめるのは、いまここに存在しないものへの想像力である。記録や資料、データを集めて記述するだけでは足りない。素材をもとに、私たちの眼前にひとつの物語として「歴史」を呼び起こすとき、社会学が立ちあがる。実証と向かい合いつつも、素朴な実証主義に陥らない、歴史社会学の挑戦。
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収録内容
1 | 第1章 文書館の政治学―“啓蒙の装置”から“記憶の装置”へ |
2 | 第2章 トラウマの言説史―近代日本は「心の傷」をいかに理解してきたか |
3 | 第3章 南ティロルにおけるファシズム/レジスタンスの記憶―解放記念日と凱旋門の顕彰を手がかりとして |
4 | 第4章 戦争体験と「経験」―語り部のライフヒストリー研究のために |
5 | 第5章 日本社会論の現在と戦争研究の社会学的可能性 |
6 | 第6章 丸山真男の歴史社会学―遙かなる過去から東アジアの近代を見るとき |
7 | 第7章 昭和五十年代を探して |
8 | 第8章 戦前日本における家族社会学前史―『社会学研究室の一〇〇年』を手がかりとして |
9 | 第9章 コミュニティを統治する―ハウジングの社会調査史 |
10 | 第10章 歴史社会学の作法の凄み―『流言蜚語』について |