本/雑誌
わかりあえない他者と生きる 差異と分断を乗り越える哲学 (PHP新書 1302 世界の知性シリーズ)
マルクス・ガブリエル/著 大野和基/インタビュー・編 月谷真紀/訳
1122円
ポイント | 1% (11p) |
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発売日 | 2022年03月発売 |
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商品説明
多様性の尊重が叫ばれると同時に、人々の分断が加速する現代社会。誰もが自分とは異質な存在である「他者」と生きなければならない世界で、哲学者マルクス・ガブリエルは「他者がいなければ私たちは存在することさえできない」と喝破し、従来の哲学における他者認識は誤りだったと語る。ガブリエルの提唱する「新しい実在論」から見た「他者」とはいかなる存在なのか。他者とともに、我々はどう生きるべきなのか。現代に生きる我々の「アイデンティティ」「家族」「愛」「宗教」「倫理」といった課題における、新たな解決策を提示する1冊。
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収録内容
1 | 第1章 私にとって「他者」とは何か(他者と生きるとはどういうことか |
2 | ソーシャルメディアとアイデンティティ ほか) |
3 | 第2章 我々はいかに「他者」とわかりあうべきか(お互いがわかりあえる社会をどう作るか |
4 | 対話と民主主義、政治 ほか) |
5 | 第3章 家族とは何か、愛とは何か(家族と他者、その関係性について |
6 | 自由、愛、死とは何か) |
7 | 第4章 自己の感情とどう向き合うか(他者が生み出す「幸せ」の形 |
8 | 負の感情から抜け出す処方箋) |
9 | 第5章 宗教や倫理と他者の関係(宗教は「救いと対立」のいずれをもたらすか |
10 | 利他主義、格率―なぜこれらは間違いなのか ほか) |