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商品説明
ユニークな日本文化論の誕生。「茶」という異国渡来の飲み物を受容する中で生まれた、茶道(侘び茶)と文人茶。対照的な二つの茶文化の歩みを跡付けることで見えてくる、この国のかたち。
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収録内容
1 | 第1章 「国ぶり」と「異国ぶり」―せめぎ合う二つの魂(茶は「異文化」をまとう |
2 | いろいろな茶、それぞれの文化 ほか) |
3 | 第2章 茶の一二〇〇年―喫茶文化の変遷をたどる(平安時代 それは「文会」の宴から始まった |
4 | 鎌倉から室町へ 闘茶・自由狼藉の世界 ほか) |
5 | 第3章 侘び茶の「茶事」と文人茶の「文会」―「聖性の希求」か「情の発露」か(露地の方向性⇔園林の無方向性 |
6 | 初炭と懐石⇔茶席と〓席 ほか) |
7 | 第4章 「同じ」茶道と「異なる」文人茶―「型物の茶」か「自娯の茶」か(茶道の成立と「国ぶり」「異国ぶり」 |
8 | 「同じ」への指向と「型物」の茶文化 ほか) |