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商品説明
明治天皇まで多妾が容認された天皇家は、一夫一婦制、子どもを家庭で養育する近代家族へと大きく変わった。これは、恋愛結婚で家庭をつくった戦後の明仁皇太子・美智子妃からとされる。だが、実はそれ以前、大正・昭和の皇后をはじめ多くの皇族たちが、近代家族をめざし、その時代なりの恋をしていた。本書は、明治以降、上皇夫妻や眞子内親王まで、皇室の150年に及ぶ歴史を、さまざまな恋愛を切り口に描き出す。
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収録内容
1 | 第1章 明治皇室の一夫一婦化 |
2 | 第2章 家庭人としての大正天皇 |
3 | 第3章 恋愛の時代の妃選考―大正期~昭和初期 |
4 | 第4章 昭和天皇の娘たち―占領下、平民性への注目 |
5 | 第5章 美智子さまは恋愛結婚だったか |
6 | 第6章 ミッチー・ブームと恋愛の帰結 |
7 | 第7章 美智子妃の疲弊―憧れの限界 |
8 | 終章 「眞子さま問題」と二一世紀の皇室 |