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アカデミズム史学の危機と復権

廣木尚/著

9350円
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発売日 2022年02月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2721331
JAN/ISBN 9784784220236
メディア 本/雑誌
販売思文閣出版
ページ数 9

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

近代日本の歴史研究において、中心的存在であったアカデミズム史学は、いかなる時代状況のなかで生まれたのか。他の学問との競合、研究と教育のジレンマ、国家や社会との緊張関係―「国体」を正当化することと、「科学」であることという二つの任務を負わされたアカデミズム史学は、南北朝正閏問題という危機を経て、ある結論にいたる。坪井九馬三、黒板勝美らアカデミズム史学に連なる歴史家たちの実践から、無思想ともみなされてきた存在の思想性に迫る。

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    収録内容

    1 序章
    2 第1章 アカデミズム史学の成立―ナショナリズムと「純正史学」
    3 第2章 「純正史学」の組織化と矛盾―学会の設立と地方史学
    4 第3章 南北朝正閏問題をめぐる論理―歴史観と道徳論の相克
    5 第4章 アカデミズム史学の危機と復権―南朝正統論への転換がもたらした歴史学の自立
    6 第5章 黒板勝美の通史叙述―アカデミズム史学による卓越化の技法と“国民史”
    7 第6章 アカデミズム史学と歴史意識の近代―『足利市史』をめぐって
    8 終章

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