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商品説明
憲法九条を維持したままでの「再軍備」、鳩山・岸内閣による改憲策動、六〇年安保闘争による明文改憲の挫折、解釈や法律で憲法規範の改変を行なう「解釈改憲」、―改憲を軸に、戦後憲法を歴史的に分析。日本国憲法が戦後政治の争点となり続けたという特異な状況に着目し、憲法改正をめぐる攻防を戦後政治支配と統合のあり方をめぐる対抗の焦点として描く。
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収録内容
1 | 序章 本書の課題と視角 |
2 | 第1章 改憲前史(一九四五年)―敗戦直後における支配層の明治憲法改正構想 |
3 | 第2章 吉田内閣期の憲法政策(一九四八‐五四年)―現行憲法制度の原型の形成 |
4 | 第3章 五〇年代改憲とその挫折(一九五五‐五九年)―復古的改憲と社会との乖離 |
5 | 第4章 六〇年代改憲とその挫折(一九六〇‐六四年)―明文改憲から改憲消極政策への暗転 |
6 | 第5章 憲法の定着と解釈改憲(一九六五‐七九年)―七〇年代憲法状況 |
7 | 第6章 八〇年代改憲の台頭(一九八〇年‐現在)―明文改憲と解釈改憲の競合 |
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