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商品説明
キャバクラやアダルトビデオなど、夜に深く迷い込んで生きていた頃、闇に落ちきることなく、この世界に繋ぎ止めてくれたものがあったとしたらそれは、付箋を貼った本に刻まれた言葉だった―。母親が読んでくれた絵本の記憶から始まり、多感な中高生の頃に出会った本、大学生からオトナになる頃に手に取った本など、自らを形作った20冊について綴る読書エッセイ。
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収録内容
1 | はじめに 時に夜があまりに暗く、字を照らす光がなくても |
2 | 第1章 女は無意味に旅に出る |
3 | 第2章 セックスなんかで分かるもの |
4 | 第3章 女ではない奇怪な生き物 |
5 | 第4章 信じられる神がいなくとも |
6 | 第5章 言葉を身体に貼り付けて |
7 | 第6章 荒唐無稽な夜を生き抜く |
8 | おわりに それでも「絶望的に期待する」 |
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