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商品説明
近代化とは「西洋」出自の概念や制度、とりわけ資本主義が世界を制覇する過程である。その文明的アイデンティティはキリスト教にこそある。なぜイエスは殺されたのか?どうしてたった一人の男の死が、これほどまでに深く、広い帰結をもたらすことになったのか?著者のライフワークとしての強靭かつ執拗な思索は、この“世界史”上のミステリー中のミステリーから始まる。
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収録内容
1 | 普遍性をめぐる問い |
2 | 神=人の殺害 |
3 | 救済としての苦難 |
4 | 人の子は来たれり |
5 | 悪魔としてのキリスト |
6 | ともにいて苦悩する神 |
7 | これは悲劇か、喜劇か |
8 | もうひとつの刑死 |
9 | 民主主義の挫折と哲学の始まり |
10 | 観の宗教 |
11 | 闘いとしての神 |
12 | 予言からパレーシアへ |
13 | 調和の生と獣のごとき生 |
14 | ホモ・サケルの二つの形象 |