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商品説明
幻の教科書「朝鮮読本」と芦田惠之助。植民地・朝鮮で「国語」として教えられた日本語。その教科書は通称「朝鮮読本」と呼ばれた。「同化」と「外国語教育」の両面を担ったその内容を詳解しながら、編纂者・芦田の「優れた」制作理念と時代性にも迫る。
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収録内容
1 | 1 日本統治下朝鮮の教育について(近代国民国家と学校と「国語」 |
2 | 朝鮮における教育政策の展開と「国語」教科書 |
3 | 三一独立運動のインパクトと同化教育) |
4 | 2 朝鮮の子どものための「国語」教科書/朝鮮読本(日本語を教える語学教科書として―文字と発音の指導 |
5 | 教科書の使い方―読解指導と表現指導) |
6 | 3 芦田惠之助を考える(芦田惠之助の功績―随意選題主義綴り方 |
7 | 芦田惠之助の人間観・社会観) |
8 | 4 朝鮮読本に描かれた朝鮮と朝鮮の子どもたち(挿絵の特徴と変化 |
9 | 学校生活を描いた教材―ロールモデルの存在 |
10 | 現地取材された教材(古代王の伝説) |
11 | 朝鮮統治政策の影響―稲作に関わる教材) |