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商品説明
「見知らぬ町に出かけ、飲屋街をぶらぶらするのが無上の楽しみだ。」という著者の言葉に導かれ、旅先でふらりと入った川端の老舗居酒屋。店のおかあさんに、まず奨められた白バイ貝。濃い目に炊かれたそのあてに舌鼓を打つ。なんと熱燗に合うことか。「その町に何十年と続く居酒屋はコミュニティであり、個性ある文化だ。」という言葉そのままに、地元でしか味わえない「至福の時間」を堪能する。酒を飲むにはワケがあると知る。そして、それがやみつきになった。この本を読んで旅をするもよし、思いを馳せるもよし。日本全国、見知らぬ町に出かけよう。
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収録内容
1 | 1 旅には旅の見どころあり(味な酒場に、味な看板 |
2 | 横浜の三杯屋 ほか) |
3 | 2 旅の居酒屋、この一品(新潟「魚仙」のブリなめろう―旭川「独酌三四郎」のニシン漬 |
4 | 富山「親爺」の生ホタルイカ―京都「酒亭ばんから」の焼油揚 ほか) |
5 | 3 ゆっくり滞在、町歩き(上越高田から、日本海を新潟へ |
6 | 私の新潟酒遍歴 ほか) |
7 | 4 人との出会いが待っていた(秋田・大阪・青森・盛岡 |
8 | 京都・大阪、夫婦で居酒屋へ ほか) |
9 | 対談 川上弘美「地方のバーの愉しみ」 |
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