本/雑誌

海の東南アジア史 港市・女性・外来者 (ちくま新書)

弘末雅士/著

968円
ポイント 1% (9p)
発売日 2022年05月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2736575
JAN/ISBN 9784480074782
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 16

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

近世から現代まで、ヨーロッパ諸国、中国、日本などから外来者が多く訪れ、交易をし、また植民地支配を行った東南アジア。そこでは、人喰いの風聞を広める人、現地人女性、ヨーロッパ人と現地人の間の子孫、華人などさまざまな存在が、外の世界と現地の間に介在していた。その様相を見ると、いかに多様な人々が各地に存在し、複雑な関係を持っていたか、各地の国民国家形成に影響を与えたかがよくわかる。主に東南アジア海域を舞台に、前近代と近現代、西と東をつなげる画期的な一冊。

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    収録内容

    1 第1章 近世東南アジアの港市―多様なネットワーク(東南アジアの自然環境と人々
    2 東西海洋交易活動と多様な来訪者
    3 港市の社会統合と王権の強化
    4 東南アジアの「人喰い」風聞と地域秩序)
    5 第2章 外来者と現地人女性(東南アジアの女性と商業活動
    6 外来商人と現地人女性
    7 近世東南アジアにおける日本人の活動
    8 植民地支配者と現地人女性)
    9 第3章 近世後期の東南アジア社会―現地人首長とヨーロッパ勢力(清朝の隆盛と東南アジアの経済活動の活性化
    10 社会統合と女性
    11 海峡植民地と海賊
    12 植民地支配と現地人有力者)
    13 第4章 植民地支配の拡大と外来系住民(東南アジアにおける植民地勢力の拡大
    14 植民地体制下の東南アジア社会の変容
    15 植民地支配体制の確立と仲介役の変容
    16 東インドのユーラシアンとニャイ)
    17 第5章 新たな内と外の構築と国民国家(植民地体制下における諸集団の統合と分化
    18 原住民と非原住民との結婚
    19 日本占領期東南アジアの社会変容
    20 国民統合への道程)

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