本/雑誌

フィールドワークの現代思想

遠藤英樹/編

2640円
ポイント 1% (26p)
発売日 2022年04月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2738388
JAN/ISBN 9784779516672
メディア 本/雑誌
販売ナカニシヤ出版
ページ数 183

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の感染拡大によって、フィールドワーカーは、大きな問いを突きつけられることになった。それは、「フィールドとはいったい何か」「フィールドワーカーとは誰のことをいうのか」「フィールドワークとはいかなる行為なのか」「フィールドワークによって私たちはいかなる経験を得ようとしているのか」「フィールドワークで何が認識されようとしているのか」などといった問いである。そこで本書では、フィールドワークそのものが、現在、突きつけられている問いを探究したいと考えた。

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    収録内容

    1 風に吹かれて―中動態としてのフィールドワークによる「新しい実在論」
    2 0は少なすぎるが1つは多すぎる―フィールドワーカーの個的輪郭をめぐる人類学的省察
    3 わからなさ、つながり、事件の発生―フィリピンの呪術と観光のフィールドワークから
    4 野生のフィールドワーク―実験室の外側で
    5 存在論的世界とフィールドワーカーの実存―徒歩旅行者に「生成」すること
    6 非在のフィールド、不在のフィールド―パンデミック下の日常から考える
    7 あわいから問うフィールド―COVID‐19を契機としたフィールドワーク再考
    8 ジオグラファー×フォトグラファーの「語り」―マレーシアにおけるフィールドワーク経験と写真撮影
    9 観光とフィールドワークは現象へと開かれているのか―観光者とフィールドワーカーのパフォーマンスの同型性について
    10 フィールドワーク的観光の可能性―親密性をめぐる一試論
    11 トラベル・ライティングが生み出す魔力―コンタクト・ゾーンとしてのE・レインのエスノグラフィー
    12 観光研究のフィールド―「現実」と「仮想」の間に生成する空間/場所
    13 オンライン調査によるフィールドワークの可能性―オンラインツアー、オンライン交流会、Zoomを活用したライフヒストリーの事例から
    14 モノを参照するモノのイメージ―メディアが紡ぐ観光空間のインターテクスチュアリティ

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