本/雑誌
医療エラーはなぜ起きるのか 複雑なシステムが患者を傷つける / 原タイトル:WHEN WE DO HARM
ダニエル・オーフリ/〔著〕 勝田さよ/訳 原井宏明/監修
3740円
ポイント | 1% (37p) |
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発売日 | 2022年05月発売 |
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商品説明
2016年、由緒ある医学誌『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』は、衝撃的な論文を掲載した。米国では、医療エラーが死因の第3位を占めているというのだ。本当に?医療エラーは本当に、乳がん、脳卒中、アルツハイマー病、事故、糖尿病、肺炎を抜いたのか?現役内科医にして優れたライターでもある著者が、医療エラーは「どんなときに」「どうやって」「なぜ」起きるのかを徹底分析。ときに自身のエラーの経験も示しながら、あらゆる角度から医療エラーの実態に迫る。電子カルテの意地悪な仕組み、細分化される現場の責任、医療者の過酷な勤務形態や階層構造―医療エラーは、引き起こした者だけの問題ではないのだ。医療者はいかにエラーを減らせばよいのか、そして、患者はどう医療エラーを避ければよいのか。ドラマティックな症例を交えて描かれる、解決志向のノンフィクション。
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収録内容
1 | ジャンボジェット墜落―その比喩は正しいか |
2 | 先が見えない |
3 | 誤診―なぜ見のがしてしまうのか |
4 | 発熱 |
5 | 診断するということ |
6 | 坂道をころげ落ちるように |
7 | 電子化で得たもの、失ったもの |
8 | そのあとのこと |
9 | 時間に追われて |
10 | 立場がちがえば |
11 | 法廷で会いましょう |
12 | もっとよい方法はないか? |
13 | 答えを求めて |
14 | 頭を使え |
15 | どこにエラーがあったのか |
16 | では患者はどうすればいいのか |
17 | 本当にエラーを減らすために |