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商品説明
中国の台頭、アメリカの後退、そしてロシアの暴走。国際環境は厳しさを増し、日本が安全保障で果たすべき責任は重くなっている。しかし日本では憲法をはじめ、一度でき上がった独特な仕組みをなかなか変えられない。危機の時代にふさわしい防衛の姿とは。日米安保条約、憲法第9条、防衛大綱、ガイドライン、NSC(国家安全保障会議)という重要トピックの知られざる歴史をたどり、日本の安全保障の「常識」を問い直す。
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収録内容
1 | 第1章 日米安保条約―極東地域に「開かれた」同盟 |
2 | 第2章 憲法第九条―「必要最小限の実力」を求めて |
3 | 第3章 防衛大綱―基盤的防衛力構想という「意図せざる合意」 |
4 | 第4章 ガイドライン―地域のなかの指揮権調整問題 |
5 | 第5章 NSC―「司令塔」の奇妙な制度設計 |
6 | 終章 歴史に学ぶこれからの日本の安全保障 |