本/雑誌

漱石の白百合、三島の松 近代文学植物誌 (中公文庫)

塚谷裕一/著

990円
ポイント 1% (9p)
発売日 2022年06月発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

仕様

商品番号NEOBK-2749831
JAN/ISBN 9784122072183
メディア 本/雑誌
販売中央公論新社
ページ数 291

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

漱石の『それから』に登場する白百合はテッポウユリかヤマユリか。植物オンチと言われた三島由紀夫の卓越した草木の描写を挙げてその汚名をそそぐ。鏡花、芥川、安部公房ら、広大な文学作品の森に息づく草花を植物学者が観察。新たな視点で近代文学を読み解く。

関連記事

    収録内容

    1 1(漱石の白くない白百合
    2 描かれた山百合の謎
    3 『金色夜叉』の山百合
    4 白百合再考)
    5 2(『虞美人草』の花々
    6 朝顔と漱石
    7 毒草を活けた水を飲む事 鏡花・漱石
    8 泉鏡花描く紅茸
    9 「ごんごんごま」とは?
    10 ごんごんごまの本名
    11 クロユリ登場
    12 芥川の心象に生えた植物)
    13 3(三島由紀夫と松の木の逸話
    14 再説三島と松の木の逸話
    15 洋蘭今昔 三島由紀夫
    16 志賀直哉と藤の巻き方
    17 スイートピーは悲しみをのせて 横光利一
    18 『デンドロカカリヤ』異聞)
    19 4(関東大震災でカビた街
    20 小説とチフスの役割
    21 小石川植物園を読む
    22 三四郎池の植物散歩)

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品