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商品説明
1990年代以降、都市部を中心に雨後の筍のごとく急増したメンタルクリニック。心身の不調から日常的な悩みまで「メンタル」をめぐるさまざまな問題が持ち込まれ、必要に応じて診断や治療がなされる。メンタルクリニックへの接近と離反を繰り返す患者、そしてそれに寄り添うスタッフへのインタビューを主軸に、現代の自己変容のかたちを紐解く。生きづらさをかかえる人びとに寄り添う社会学。
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収録内容
1 | 序章 メンタルクリニックの社会学 |
2 | 第1章 メンタルクリニックの誕生 |
3 | 第2章 不安定な医療化―何を医療とみなすのか |
4 | 第3章 トラブルの「実在」をめぐる問い |
5 | 第4章 治療する自己―薬・脳・こころをめぐる語り |
6 | 第5章 「治る」と「治らない」のはざま |
7 | 終章 メンタルクリニックの「出口」 |