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商品説明
昭和史の語り部・半藤一利が自身の戦争体験を交え、第二次世界大戦を通して日本がおかした失敗を検討する。各紙による国際連盟脱退支持、陸軍が不問にしたノモンハン事件大敗、大本営の国際感覚の欠如...山のような史料の背後から日本が敗亡に陥った結接点が浮かびあがってくる。「歴史探偵」の原点が垣間見える著者初期の原稿の数々。歴史の面白さを味わわせてくれる傑作が待望の復刊!
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収録内容
1 | 第1章 大日本帝国の戦争目的(新聞がリードした開戦への道―伊藤正徳主筆「時事新報」の抵抗 |
2 | 吉田茂の対中国強硬論 |
3 | 大日本帝国の戦争目的―日清・日露戦争の開戦の詔書から落とされたもの |
4 | 山本五十六が恐れた「衆愚」集団主義 |
5 | 「太平洋戦争ってナーニ?」―歴史は面白い) |
6 | 第2章 「大艦巨砲」よ、さらば!(ノモンハン事件症候群―南進・対米戦争への道 |
7 | ルーズベルトの甘い言葉―むなしかった日米首脳会談 |
8 | 海軍は「善玉」なるか?―軍縮なんかクソ喰らえ |
9 | 「大艦巨砲」よ、さらば!―無用となった戦艦七十九隻 |
10 | 墓標一万六千浬―五隻の潜水艦 |
11 | 知られざる東条暗殺計画) |
12 | 第3章 「最後の聖断」が訴えたもの(歴史の中の長岡空襲と新潟 |
13 | 幻のソ連の「日本本土侵攻計画」 |
14 | 「天皇制を残さなくてはならない」―米国務次官・グルーの見識 |
15 | スターリンが決断した「シベリア抑留」 |
16 | 「最後の聖断」が訴えたもの |
17 | 敗戦と「どうせ」「いっそ」「せめて」―日本的ということ |
18 | 敗戦への道と鈴木貫太郎) |
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